BLD(BAND、BOR、BLDB、BANB、BORB) | KEYENCE

BLD、BAND、BOR

ワードデータの指定したビットのON/OFF情報を伝える接点として機能します。

BLDB、BANB、BORB

ワードデータの指定したビットのON/OFF情報を反転して伝える接点として機能します。

オペランド説明占有サイズ
[ S ]ビット状態を読み出す定数以外を指定します。※1.U 16ビット
.D 32ビット
[ n ][ S ] のビット位置を指定します(.Uのとき0~15、.Dのとき0~31)。16ビット

※1 [ S ] にビットデータを指定した場合、[ S ] + [ n ] ビット目のビットの状態を読み出しします。
  チャンネルをまたぐ場合にも正常に動作します。

動作説明

BLD(.U)、BLD.D、BAND(.U)、BAND.D、BOR(.U)、BOR.D

命令自体がa接点となります。この接点は、[ S ] の [ n ] ビット目のON/OFF状態を移行の命令に伝えます。

BLD(.U)、BLDB.D、BANB(.U)、BANB.D、BORB(.U)、BORB.D

命令自体がb接点となります。この接点は、[ S ] の [ n ] ビット目のON/OFF状態を移行の命令に反転して伝えます。

イメージ

アドバイス

ワードのビット指定は、LD命令でも可能です。(KV-1000を除く)
LD命令とBLD命令の使い分けについて、下記の点があげられます。

  •  ビットの指定位置(n)に、定数以外のデバイスや変数を当てたい場合
  •  2ワード(32bit)のデバイスで指定したい場合
  •  KV-1000の場合(LD命令にてワードのビット指定ができない為)

[ n ] に定数以外を指定した場合

通常、n には 0~15 (サフィックスがU、16bitの場合)または0~31(サフィックスがD、32bitの場合)を指定します。
n の値が0~15または0~31を超えた場合は、n に指定したデバイスの下位ビットの値が使用されます。

サフィックスがUの場合:下位4ビットが使用されます。(0000 0000 0000 0000
サフィックスがDの場合:下位5ビットが使用されます。(0000 0000 0000 0000

その他機能

接点にカーソルを合わせた状態で、キーボードの [ / ]キーにより、a接点/b接点を切り替えることができます。